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社会貢献活動-テラ・ルネッサンス支援活動
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カンボジア地雷問題の現状とテラ・ルネッサンス支援活動

■カンボジア王国概要
カンボジアは、東南アジアのベトナムとタイ、ラオスに囲まれ、12世紀〜13世紀には世界遺産アンコール・ワットで有名なアンコール王朝が繁栄していました。第2次世界大戦中の日本の占領後、1954年にフランスから独立しましたが、1970年からは、約30年に及ぶ長い内戦が戦われてきました。1975年から始まる3年8ヶ月間のポル・ポト政権時代には、150万人から300万人が虐殺や飢えで亡くなったと言われています。1993年に国連PKO・UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)によって総選挙が実施され、平和な国に向けて復興が始まりました。
人口1,300万人、母語はクメール語、90%以上が上座仏教を信仰しています。

■カンボジア地雷&不発弾問題
1970年から約30年に及ぶ内戦中に、紛争4派(政府軍、クメール・ルージュ、シハヌーク派、ソン・サン派)によって狭い国土に大量の地雷が埋設され、世界で最も地雷埋設密度の高い国と言われています。また、現在地雷と同程度の被害を出している不発弾(UXO)は、ベトナム戦争の際に米軍によってカンボジア・ラオスにも大量の爆弾が落とされたものが、現在でも大きな被害を及ぼしています。
2003年までは、順調に減少してきた新しい被害者の数は、2004年からまた増加傾向にあります。2003年には、772人であった地雷&不発弾被害者は、2004年には898人が報告されています。そのうち171人が死亡、727人が負傷しました。そして898人の被害者のうち277名が子ども達であり、また888人が一般市民であったことは、地雷が対象を選ばない非人道的な無差別兵器であることを最もよく表しています。さらに、2005年には、6月までに594人の被害者が報告されており、内戦の終結した現在においてもまだ、深刻な被害を出し続けているのです。(出所:Landmine Monitor 2004 & 2005)

新婚1ヶ月の悲劇
“新婚1ヶ月の悲劇”
2005年3月18日カンボジア・バッタンバン州
エマージェンシー病院
ポン・ソック・リィ(19歳)(左)と夫
3日前に隣人の畑の豆植えを手伝っているときに地雷を踏んだ。1ヶ月前に結婚したばかりの新婚夫婦を襲った悲劇。地雷は被害者本人を傷つけるだけでなく、その家族の生活や心も大きく傷つけてしてしまう。

■MAG(Mines Advisory Group)の活動
MAG MAG(Mines Advisory Group)は、イギリスに本部のある世界最大の地雷撤去団体の1つです。1992年10月に他の5つのNGOとともにICBL(地雷廃絶国際キャンペーン=International Campaign to Ban Landmines)を始め、1997年にICBLは、ノーベル平和賞受賞しています。1992年よりカンボジアで活動を開始しました。

現在の活動地域
MAG−カンボジア
【1992年〜2003年までの実績】
10,386,135kuの地雷原を除去
対人地雷:20,864個
対戦車地雷:255個
不発弾:38,265個

出典:Landmine Monitor 2004

【活動の特徴】
地域に根ざした活動の展開を目指しています MAGは、カンボジアでの活動方針として作業の質を落とさず、効率的で、地域に根ざした活動の展開を目指しています。この方針に沿って、地雷撤去とともに社会的弱者の支援もしています。
カンボジアで唯一、女性を地雷除去・不発弾除去要員として雇用しており、462人の現地人スタッフのうち35%が女性です。
また、地雷被害者を訓練し、現在24人を地雷撤去作業員として雇用しています。地雷被害者は、特に仕事を見つけることが難しく、彼らを雇用することで本人はもちろん、家族の生活保護にも考慮に入れています。
さらに地雷原のある村人を地雷除去要員として訓練し、地雷除去チームを組織しています。実際に地雷が埋まっているのは都市部より地方の田舎がほとんどであり、そこに住み、被害に遭っているのは貧しい村人たちです。こうした現実から彼らを地雷撤去要員として雇用することは、MAGと雇用される村人たち双方にとって、次のようなメリットがあります。1.地元住民は土地勘があり、地雷の埋設場所の知識があります。2.地雷原への移動する時間、経費を削減できます。3.貧しい村人への貧困問題への開発援助となります。そしてもちろん、村人が自分たちの生活範囲の地雷原を自らの手によって安全にし、安心して暮らせるようにできるのです。

■テラ・ルネッサンスの地雷問題への取組み

1.テラ・ルネッサンス
地雷被害者家族自立支援プロジェクト

バッタンバン州での地雷被害者の自立生活支援
・月20ドルの6ヶ月間の資金提供
・現地スタッフと一緒にビジネスプランの立案
・職業訓練
・薬代を地域通貨として提供、精神面でのケア

2.MAGの地雷撤去活動へ資金提供
地雷撤去活動に必要な資金支援
カンボジアで最も地雷被害の大きいバッタンバン州 での地雷撤去活動支援


テラ・ルネッサンス MAG
地雷被害者家族自立支援プロジェクト
MAGの地雷撤去活動へ資金提供

■あなたにもできる国際協力
●1,000円で
子どもたちが安心して遊べるための地雷撤去費用10m2(たたみ6枚分)
●3,000円で
カンボジアの障害を持つ除隊兵士家族1世帯の自立生活支援 1ヶ月分
●7,000円で
カンボジアの地雷撤去作業員の給料 1か月分
●10,000円で
カンボジアの障害を持つ除隊兵士家族1世帯の自立生活支援 3か月分
●200,000円で
カンボジアの地雷撤去チームの1チームの活動費 1ヵ月分

【地雷に関する情報Link】
JCBL(日本地雷廃絶キャンペーン)(日本語)http://www.jca.apc.org/banmines/
ICBL(国際地雷廃絶キャンペーン)(英語)http://www.icbl.org
MAG(Mines Advisory Group)(英語) http://www.mag.org.uk/
特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス(日本語)http://www.terra-r.jp/


特定非営利活動法人テラ・ルネッサンスについて(活動紹介)

■設立時期、経緯など
「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、鬼丸昌也が立命館大学在学中に設立(2001年10月)しました。設立のきっかけは、地雷被害の続くカンボジアの地雷原を訪れ、「自分に何ができるのか」と、問いかけ、「自分には、地雷問題を日本の人々に伝えることだったらできる。」と気づいたことです。そこから、地雷や平和をテーマにした講演活動をはじめ、年間100回ほどの講演を現在も行っています。

■どういう人たちで構成されているのですか?
事務局スタッフやインターンは20代で構成されています。全国各地で私たちの活動を応援してくれている会員(サポーター)は、年齢、職業ともに様々な方がいらっしゃいます。プレマ株式会社の皆さまも、私たちを支えてくださっている心強いサポーターです。

■活動内容
設立当初より、カンボジアでの地雷除去支援・義肢装具士の育成、地雷被害者の生活再建事業を実施してきました。同時に、日本国内で地雷や平和をテーマにした講演などの平和理解教育にも携わっております。
2003年より小型武器、子ども兵問題にも取り組み、ウガンダ北部での子ども兵の実態調査、小型武器の不法取引規制に関するキャンペーンなどを実施。
カンボジアでの地雷除去支援 2005年より、約20年間内戦の続くウガンダ北部での元・子ども兵の自立支援事業を開始。ウガンダの首都カンパラに事務所を開設し日本人スタッフを常駐させています。53名(06年05月)の元子ども兵に職業訓練、基礎教育、ビジネス教育を実施しています。同年11月には、子ども兵と小型武器も問題をまとめた『ぼくは13歳 職業、兵士 〜あなたが戦争のある村で生まれたら〜』(合同出版)を発刊しています。
06年には、カンボジア事務所を開設し、カンボジア人スタッフを常駐させ、地雷被害者の生活再建事業を中心に活動を展開しています。

■今後の活動の抱負など
現在、内戦の続くウガンダ北部にて、元子ども兵の社会復帰を促進するために専用施設「SMILE HOUSE」を建設しました(2006年1月完成)。施設を活用しながら、より多くの元子ども兵の社会復帰を支援していきます。
カンボジアでは、プレマ株式会社様からのご支援を中心に、カンボジア北西部でまだ地雷がたくさん埋設されている地域での地雷除去活動や、地雷被害者の生活再建を目指して、小額の資金供与と現地スタッフによるコンサルティングに力を注いでまいります。

■さらに詳しい活動内容をお知りになりたい方は
公式メールマガジンを発行しています(週1回・無料)。ぜひご登録ください。
テラ・ルネニュース http://www.mag2.com/m/0000193855.html

または、特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス事務局まで電話、メールなどでお問い合わせください。活動資料などをお送りいたします。

612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町5-23-105
TEL/FAX 075-645-1802
Mail contact@terra-r.jp
URL http://www.terra-r.jp



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